子育てノート

子育てに役立つことをまとめました。

皇后・美智子さまが「翻訳された詩」と「本に関するエッセイ」が素敵

広告

私は小さい頃から絵本が好きでした。絵本はシンプルな文章の中に、物事の本質のようなものが書かれているからかもしれません。

ところで最近知って驚いたことが、皇后美智子様が、絵本についての思い出を書かれたり、また詩を翻訳されているということです。素敵なご本の数々をまとめました。実際に拝読した感想も書いています。

美智子様が翻訳された、まどみちおさんの詩

「THE ANIMALS」

誰もが知っている「ぞうさん」をはじめ、まどみちおさんの様々などうぶつの詩をあつめた「どうぶつたち」。そのひとつひとつの詩を、美智子さまが翻訳されたのが「THE ANIMALS」。

まどみちおさんの生き物に対するあたたかい優しい眼差しを、美智子様が慈愛に満ちた言葉で翻訳されています。

けしゴム

こちらもまどみちおさんの詩を翻訳されたもの。21編の詩を、短いものはたった1行の詩もあります。たとえば「けむし」がタイトルの詩は「さんぱつは、きらい」。これらのユーモアあふれる詩の数々を、美智子様はどう翻訳されたのでしょうか。こちらはまだ読んでいないので、気になる一冊です。

美智子さまの子ども時代の読書の思い出「橋をかける」

「橋をかける」は、美智子さまの子ども時代の読書の思い出を綴った本です。美智子さまが、1998年に開催された国際児童図書評議会にあててよせられた基調講演を収録したものですが、絵本をはじめ様々な本への愛情が伝わってくる本で、読んでいると心がすうっとなります。本そのものにとどまらず、本を通じての人生との関わりを記していらっしゃいます。

この中で美智子さまは「本というものは、時に子どもに安定の根を与え、時にどこにでも飛んでいける翼を与えてくれるようなもの」と記していらっしゃいます。この1文は本の本質をつかれていていたので、ハッとしましたし感動しました。

さてこの「橋をかける」には、美智子さまが子どもの頃に読まれたという絵本「でんでんむしのかなしみ」についても記されていました。

でんでんむしが、ある日突然、自分の背中の中に悲しみが一杯つまっていることに気付くお話ですが、美智子さまご自身も、大人になるにつれ「生きていくことは、楽なことではないのだという、何とはない不安を感じることも」あったそうです。それでも美智子さまは「この話が決してきらいではありませんでした」とおっしゃっています。

おそらく美智子さまは、誰もがでんでんむしのように悲しみを背負っていて、そのなかで生きているということを、穏やかに受け入れられていたということでしょうか。この「橋をかける」からは、美智子さまの優しさや慈愛にみちたまなざしが伝わってきて、感動する本でした。

美智子様が書かれた絵本「はじめてのやまのぼり」

そして美智子様が実際にストーリーを書かれた絵本が「はじめてのやまのぼり」です。こちらはまだ読んでいないのですが、絵本を通して、美智子様のお子様たちへの愛情がたくさんつまった、やさしい眼差しに満ちたものだそうです。

こちらの絵本も英訳版があります。

わたしは、これらの美智子さまが記されたご本があることを最近知ったので、とても驚きましたが、実際に手にして読んだ本はどれも心が穏やかになるものでした。出会えてうれしい本でした。