子育てノート

子育てに役立つことをまとめました。

「だるまちゃん」だけじゃない!かこさとしさんの温かいまなざしの絵本たち

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「だるまちゃんとてんぐちゃん」をはじめとするユーモラスな絵本「だるまちゃんシリーズ」。作者のかこさとしさん(90歳!)は、ほかにも様々な絵本を書いていらっしゃいます。どの絵本もさらっとした文章ですが、その中に深い哲学が含まれています。かこさんのおすすめの絵本をまとめました。

永遠のベストセラー「だるまちゃんとてんぐちゃん」

いわずと知れた「だるまちゃんとてんぐちゃん」。だるまちゃんは、てんぐちゃんの持ってるものが何でもうらやましくていつも「いいなぁ」と思っています。でも、欲しいものをお金で解決するのではなく知恵で解決していくところがこの絵本の素晴らしいところ。

てんぐちゃんの扇がうらやましいときは、やつでの葉っぱで同じように扇いだり。てんぐちゃんの帽子がうらやましいときは、家のお椀を逆さにして被ってみたら、あら不思議てんぐちゃんみたいな帽子になったよ!

今の時代は、欲しいものはお金で買えば良いという風潮になってきていますが、こんな風にユーモアや知恵で解決することの大切さを教えてくれます。

古き良き日本を描いた「ゆきの日」

かこさんは、懐かしい日本の風景や昔の暮らし、季節の行事を描いた絵本も多く描かれています。かわいらしい表紙の「ゆきのひ」は今から50年も前に出版されました。

雪が降って、畑も真っ白になって、家には「ゆきかこい」をして、人々は雪にもぐらないよう「わらぐつ」を履いたり、くつに「なわ」をまいたり。雪かきは毎日のしごとで、ときに「かまくら」を作ることもあります。 

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たまには、マフラーや手袋を買いに「街」にも出かけます。街の通りはあたたかい水が出るので、冬でも雪がとけて街はにぎやか。

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街から帰ると、雪合戦をしたり雪かきをしたり、また雪の日常の生活に戻ります。

・・・今では東北や北陸の冬は便利になってきましたが、これはもっと雪国だった頃の昭和時代の暮らしの絵本。どこか懐かしさがいっぱい!雪がつもる田舎での日々の暮らしと、たまにお出かけする都会の「わくわく」感のコントラストも、懐かしい昭和の時代をほうふつとさせます。

かこさんは近年では「こどもの行事 しぜんと生活」という、月ごとのならわしや生活を描いた本も出版されていて、内容が気になります。

ローカル線の絵本「出発進行!里山トロッコ列車」

かこさんのあたたかくやさしいまなざしは、ローカル線の絵本にもなりました。

千葉県にある小湊鉄道の里山トロッコ列車を描いた絵本です。のどかな風景やトンネルや地層や野の花のことまで、沿線にまつわるさまざまなことが描かれていて、ほっこり、しかもたくさん知識を覚えられる絵本です。

どこか暖かく懐かしいまなざしにあふれた、かこさんの絵本。これからも色々と読んでいきたいです。